緊急事態宣言の延長で。
五月末、緊急事態宣言の延長が発表され、我々飲食店は時短営業と共に、酒類の提供も出来ないという営業をあと20日もやらなければならなくなりました。
コロナ感染拡大を抑えるためには致し方ない事と頭では分かっているものの、酒類の提供無くしてディナー営業はほとんど成り立たず、当店だけでなく銀座は「壊滅的」という言葉がふさわしいというような毎日です。各飲食店、様々な事情を抱えており、自主解除しているお店もチラホラと見受けられます。
「お店がなくなるくらいなら。」と断腸の思いで開けている経営者も多いと思います。キチンとルールに従うのはあたりまえと言えばあたりまえですが、いろんな思いで開けざるを得ないお店の事も、同じ飲食業だからこそ理解できます。皆が苦しんでおり誰が悪い訳ではないのですが、なんともやりきれない気持ちで過ごしています。
形はどうあれ、皆前を向いて逞しく生きております!お店に行かなくてもいいです。声をかけてあげてください。我々飲食店のスタッフはお会い出来なくてもお客様の事を考えています。きっと元気が出ると思います。皆さんの大好きなお店が、どうか無くならない事を祈るばかりです。